ボロディンの交響曲

ボロディン 交響曲第1番変ホ長調
マルク・エルムレル指揮 ボリショイ劇場管弦楽団(1994/1996)
ウィキペディアにあるとおり、シューマンの影響があるようで、シューマン好きにはたまらん。どこまでも伸びやかなロマンティックな佳曲。まだまだ、こういう知らないいい曲があるんだな。


ボロディン 交響曲第2番ロ短調
マルク・エルムレル指揮 ボリショイ劇場管弦楽団(2000)
ボロディンの持ち味は、素直な音楽表現、と勝手に思っているのだが、これは弱冠考え過ぎの感あり。しかし第3楽章(アンダンテ)からフィナーレはかなりうならされる出来と言える。

 

ボロディン 交響曲第3番イ短調
マルク・エルムレル指揮 ボリショイ劇場管弦楽団(2000)
ボロディンの死により未完成、グラズノフの補筆により、2楽章のみが形として残った。
こちらは、素直な音楽表現と、複雑な事がやりたかった思いとが、ちょうどよく昇華されつつある境地で、これが完成されていたら・・・・・と思わずにいられない。