フルトヴェングラーのバッハ、メンデルスゾーン

バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番
バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番
フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1950)
フルトヴェングラー(pf)ボスコフスキー(vn)ニーダーマイヤー(fl)
フルトヴェングラーザルツブルク音楽祭BOXであるが、これはアナログ時代持っていた。実に懐かしい。
当時では当たり前だったが、カール・リヒター古楽器以降、こういうロマン派的な演奏のバッハは聴かれなくなってしまった(とのこと)そういう意味では、実は大変貴重な演奏記録だと思う。

 

メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」序曲
フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1947)
フルトヴェングラーのRIASBOXである。たまたま空いた時間があって埋め草的に聴いてみたのだが、これが良かった。
曲中の各部分部分をテンポの差をつけることで明確に分けた演奏で、通して聴くと雄大な1楽章形式の交響曲でも聴いた気分になる。これが正攻法では無い事は重々承知だが、この曲を聴いてはじめて「面白い」と思ったのも事実。