アニー・ハズラム「スティル・ライフ」(1985)

先日ご紹介した「まるごとクラシックネタ」のアニー・ハズラムの「スティル・ライフ」であるが、「ブレッシング・イン・ディスガイズ」より前の作品なので、こちらを先に聴く事にした。
ネタ元をざっと紹介すると

チャイコフスキー 交響曲第5番 第2楽章
J・S・バッハ 管弦楽組曲第3番 第2曲「エア」(G線上のアリア
フォーレ ピアノ連弾組曲「ドリー」第1曲「子守唄」
モーツァルト モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
サティ 「ジムノペディ」第1番
ショパン「別れの曲」
チャイコフスキー白鳥の湖」第2幕「情景」
フォーレパヴァーヌ
ジャゾット「アルビノーニアダージョ
ディーリアス 歌劇「コアンガ」より「ラ・カリンダ」
サン=サーンス組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」
ワーグナー 歌劇「タンホイザー

ほとんどの曲は把握しているが、チャイコフスキー 交響曲第5番とディーリアスは把握していなかった。
チャイコフスキーチャイコフスキー・エディションが途中でうやむやになってしまっていたなあ。また再開するかなあ。
ディーリアスは、名前しか知らなかったイギリスの作曲家でドビュッシーと同い年だから近代音楽になる。非常に美しい曲だったので、ちょっと興味がわく。
それはさておき、すべてにわたって極上の癒しサウンドである。個人的にはタンホイザーの序曲の前半(つまりオペラのラスト)をモチーフにした曲がラストを飾るにふさわしい出来だった。
YouTubeに全曲まとめてアップされているので、興味のある方は検索してみてください。