シベリウス クレルヴォ交響曲 第2楽章とブルックナー

クレルヴォ交響曲の第2楽章は、通常の交響曲でいうところの緩徐楽章にあたるのだが、時折ブルックナーを感じさせる部分がある。
若き日のシベリウスがウィーンへ音楽留学した際、ブルックナー交響曲第3番の演奏に触れ、感銘を受けた、という逸話がある。
そして帰国後に作曲されたのがクレルヴォ交響曲なので、意識的にか無意識的にか影響を受けているのかもしれない。