2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アヴァロンの霧 1 異教の女王(1983)

マリオン・ジマー・ブラッドリー 以前にも書いたが(こちら)アーサー王伝説を、キリスト教対ドルイド教の観点から再構築したこの作品をやっと読み始める。(読み始めたばかり) フェミニズムの観点から語られる事も多いようだが、考えてみれば、キリスト教…

タイガーマスクの話題からプロレスの話

タイガーマスクが訓練を受けた「悪役レスラー養成所:虎の穴」のネーミングの元になった、イギリスの「蛇の穴」こと「ビリー・ライレージム」については、カール・ゴッチ、ビル・ロビンソン、ダイナマイト・キッド等ストロング・スタイルの名レスラーを輩出…

落日の剣 真実のアーサー王の物語

ローズマリ・サトクリフ(1963 翻訳 2002) この本も長らくつん読状態だったが、アーサー王関連再読の勢いを借りて、やっと読みはじめる。 私は、政治的、宗教的な要求によって成り立った、いわゆる「中世騎士物語」としてのアーサー王伝説には興味がない。 …

タイガーマスク(アニメ)

昨今話題の為、漫画が売れているそうであるが、せっかくだからアニメも再発してほしい。 正直、原作よりアニメの方が傑作であると思っている。前回のBOX発売の時は(2003年)高価のため見送ってしまっていたが、なんとか値段を下げて出してほしい。下がら…

デアゴスティーニ・オペラ

前にも書いたが、デアゴスティーニ・オペラは、けっこうLDで所有していたものとかぶる。 クライバーの「ばらの騎士」ホフマンの「ローエングリン」等々。 今回も、楽しみにしていた「ファルスタッフ」「トリスタンとイゾルデ」がかぶった。 LDを買った当…

トリック・アート美術館の続き

blog.livedoor.jp

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

クナッパーツブッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1950) 今までの文章の繰り返しになるかもしれないが、数種の「トリスタン」を聴いて、やはり最後はクナで締めなければならない。なぜなら聴いていて安心する「トリスタン」はクナのみであるからだ…

図説 アーサー王の世界(1995 翻訳 1997)

デイヴィッド デイ 随分久しぶりに読んだ。 多くのバラエティがある「アーサー王伝説」を構成するさまざまなコンテンツのルーツ、変化する時代からの政治的、宗教的要求による内容の変遷、そして実世界への波及を、豊富な図版とともにわかりやすく説いてくれ…

音信不通のいきさつ

1月6日〜8日まで、久々に家族で東京を訪問した。 そもそも今回の東京訪問のきっかけは、昨年のGWの「トリック・アート展」にあった。 http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20100504 http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20100505 平気なふりをしていても、娘は…

我が弟の城ブログ「八戸編」の続きです。 http://tutinosiro.blog83.fc2.com/blog-entry-1083.html http://tutinosiro.blog83.fc2.com/blog-entry-1084.html

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

ティーレマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団(2003) トリスタン:トマス・モーザー イゾルデ:デボラ・ヴォイト ブランゲーネ:ペトラ・ラング マルケ王:ロベルト・ホル クルヴェナール:ペーター・ヴェーバー メロート:マルクス・ニーミネン 牧童:ミ…

昨日分には書かなかったが、ミック・カーンが亡くなった。以上。

諸事情により、詳しい事情は後で書きますが、 8日夕方まで音信不通になります。

エクスカリバー(Excalibur)(1981)

ケルト、ゲルマン、ローマ、原始キリスト教、ごちゃごちゃに再勉強しているけれども、アーサー王に引っかかるとまた深みにはまると思って避けていたのだが、やはり避けられない運命のようで、結局アーサー王関連も再読すると、またこの映画が見たくなった。 …

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

ベーム指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1966) 数年前までは「トリスタンとイゾルデ」は、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、カルロス・クライバー以外に、特に聴きたいと思わなかったのであるが、ここまでいろいろと聴いてくると、世間で名盤扱いで…

ケルトの話

イギリスはアーサー王伝説があるし、ナショナリズムの象徴としてブーディカ女王の復権というのがあるのはわかるのだけれど、 フランスは元々ゲルマンのフランク王国が元だから、ケルトに対する思い入れは無いと漠然と思っていたのだが、あのかまやつひろしの…

中古で入手

先日ヘンデルのオラトリオを入手した「BOOKOFF」へ元旦に行ってみた。 最近ヘンデルにはまりそうなので、そちらを中心に輸入盤をいろいろとお安く入手できた。 「ベスト・オブ・ヘンデル」2cd 王宮の花火の音楽、水上の音楽、等を収録 「ヘンデル・王室礼拝…

ヘンデル「ソロモン」

ソマリー指揮 イギリス室内管弦楽団(1971) 先日の中古屋で買ったヘンデルのオラトリオの続き(こちらとこちら) 当時のオラトリオは旧約聖書からの題材が多いようで、これもかの有名なソロモン王が題材。 先日聴いた「マカベウス」は、明快さとキャッチャ…

先日の、弟との櫛引城顛末記(こちらとことら)弟のサイトで連載(?)開始 http://tutinosiro.blog83.fc2.com/

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

ケンペ指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団(1955) イゾルデ:ヴァルナイ トリスタン:スヴァンホルム マルケ王:ハインズ クルヴェナール:メッテルニヒ ブランゲーネ:シーボム アストリッド・ヴァルナイの「トリスタン〜」は、現在2種類発売されている。…

停電

昨日より、青森、岩手で雪による停電がおきている地域がある。 私の住んでいる地域は、幸いにして影響が無いと思っていたが、今朝から岩手のテレビが入らない。 (何回か書いているが、県境に近い八戸では岩手のテレビも見れる) 先ほどわかったのだが、折爪…

ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」

一応はオペラ・ファンである。ので、聴いた事はなくても、名の通った作曲家の作品のあらすじぐらいは把握しているつもりであったが、先日の「ルクレツィア・ボルジア」(こちら)と同様、ベルカントオペラの雄、ドニゼッティのこのオペラもタイトルは知って…

昨日も書いたとおり、当ブログでは年末年始を無視しますので、元旦にふさわしい話題ではありません(笑)