①JETHRO TULL（M.U）（1976（1974））
②Blackmore's Night（Ghost Of A Rose）（2003）
やっとこの曲のオリジナルを聴くことができた。①は初期のベスト盤なので、あえて購入してなかった。「WARCHILD」（1974）のアウトテイクと言うことで、今発売の「WARCHILD」には、ボーナストラックとして入っているが、私が買ったときは入ってなかったのだ。さすがに、アレンジに凝っていた時期の作品だけあって、例にもれず、すごい仕上がりになっている。しかし、そのベーシックな部分は、大変シンプルな魅力に富んでいるということが、②からわかる。よくもまあ、こんな、ベストにしか入ってないような、この曲に注目して、カバーしようと思ったものだ、リッチーは。
「WARCHILD」の流れで聴くといいのだが、まっ更な状態で、この２曲を聴き比べたら、②に軍配が上がるのではないか。それほど②は見事な仕上がりだ。でもそれも①を作ったイアンがすごいのであるが。ちなみに、ハッシュといい、シンス・ユー・ビーン・ゴーンといい、リッチーはカバー曲を、いい感じにアレンジする才能にも恵まれていると言うことがよく分かる。（ハッシュはジョン・ロードのセンスかな）
