車で聴いているキング・クリムゾン

最近ほとんど音楽ネタが無いが、車では聴いている。5期(ラインナップ3)クリムゾンの、発掘音源シリーズから、逆にオフィシャルの既発売の分まで到達。実は、けっこうオフィシャルの方をじっくり聴くのは久しぶりだったりする。それは、こういう事情である。「レッド」収録の「スターレス」、「USA」収録の「太陽と戦慄パート2」「ラメント」あたりは、2週間に1度は実は聴いているのだが、ベースを合わせるために聴いている。つまり、ヘッドホンの左だけ耳にかけて、右耳はアンプからのベースの音を聞きながら、曲にあわせて練習するわけだ。(アナログ時代は、ステレオにマイク端子があって、それにベースを直接突っ込むなんてことをやっていたが)よって、聴いてはいるが、全体の印象はけっこう忘れてくるし、ベースに集中しているせいもあって、久々に、おちついて「スターレス」あたりを聴くと、ほんとうに溶けてしまうぐらい感動するのであった。(車の運転中なので、大変危険)また。「太陽と戦慄」も、意外と最近聴かなかった。それは前も書いたが、リズム隊が、まだ硬いような気がして、その後のライブばかり聴いていたのだが、改めて聴くと、その硬いところも、ジェイミー・ミュア−のエキセントリックなパーカッション、その後には見られない、アンビエントかつ構成的なインプロも、なかなかいいのであった。
今は、これも久々にVDGGを聴き始めた。