「のだめ」の話

「のだめ」の話である。原作付きのドラマであるから、1週1週クライマックスを作らねばならないし、終わりまでにはある程度話を進めなければならない。当然のことながら、原作からの取捨選択、設定の変更、デフォルメ等が行われる。それにもかかわらす、「原作どおり!」と感じてしまうのは、原作の意向に沿った形で、それらが行われているからで、よほど脚本家の腕がいいのだろう。大概は脚本家が自分の個性を出そうとして、原作を台無しにするケースが多いのである。その点「のだめ」は脚本家に恵まれたと言える。
例のSオケが本番で振り付けをやるシーンは、のだめではないが、私もうるうるきてしまった。
PS.玉木君は肉体的な魅力が抜群である。太い首と広い肩幅、背中の筋肉。男が見ても惚れ惚れする。最初はどうかと思ったが、今回のキャスティングは大成功だったと言える。もちろん他のメンツも含めて。久々に手放しでいいドラマと言えるドラマに出会った。