ブルックナー 交響曲第5番

ティントナー指揮 ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(1996)
ティントナーのブルックナーは徹頭徹尾美しい。もし欠点があるとしたら時折若干躍動感にかける点があるぐらい。この第5も第1、3楽章あたりはそういった点もある。(第3楽章は今まで聞いたことの無い木管のバランスを聞かせてくれた)
しかし第4楽章は別人のような躍動感であった。前にも書いたが第5の第4楽章はどんな指揮者でも破綻する場面が少なからずあるがそれも無い。これは僅差でシューリヒト、クナの次に来る。参考