Close To You(1970)

遙かなる影
Carpenters
その1
nadja5様や確かどんくり氏も一押しのカーペンターズの2ndを聴こう思ったら最初でつまづいた。
何度か書いているが、私は長らく"Yesterday Once More"というタイトルのベスト盤のみでカーペンターズを聴いていたが、1曲目の"We've Only Just Begun"がどうもベスト収録のものと印象が違う。前にも書いたが「涙の乗車券」の例もあるので、取り直しかと思って何回か両方を聴きなおしてみた。声質や一瞬声がかすれる場所が一緒なので、ミキシングのしなおしであろう。ベストの方が、他の曲のレベルに合わせて聴きやすく仕上げてあるが、アルバムのほうのややエコーがきつく、ボーカルがどんと前面に出るミキシングも時代を感じさせるが悪くない。"Close To You"も聴き比べたが同様のようだ。
そういえばベスト盤の裏のクレジットには曲名と発表年が記載されているが、何曲かは発表年の記載が無い。前述の「涙の乗車券」"We've Only Just Begun""Close To You"が実はその中に入っている。このベストはリチャードが監修しているが、その時オリジナルバージョンと違うものを収録した曲は発表年を記載しなかったのかもしれない。そうなると、逆にわかりやすい。"Superstar"や"Rainy Days And Monday"等も発表年の記載が無いので、今後アルバムを聴いた時に聞き比べられるわけだ。というわけで、通しで聴いて無いため「その1」