6月に放送されたドキュメントをやっと見る。今まで、ジャズのモード奏法については「和声によるアドリブが音階によるアドリブに変わった」という説明しか知らず、両者の違いがまったく分からなかったので、ピンときていなかったのだが、番組中の解説で、その音階が上記のドリアとかフリギア、リディア、ミクソリディアといった旋法の音階なのだと知って、やっと理解することができた。上記のことを気づいてからこの番組を見たと言うのもちゃんと天がしくんでいたのだな。しかし、私は昔から例えばAmの時でもF#を使ってアドリブをしていたので、理屈は知らなくても、実は既にモード奏法をやっていたのだと気づいた。