モーツァルト 交響曲第25番ト短調

マリナー指揮 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1978)
モーツァルトの宗教曲に「アヴェ・ヴェルム・コルプス」という大変美しい曲がある。大昔から好きな曲なのでなんとかCDで欲しいと思っていたが、短い曲なので例えば「レクイエム」のおまけで入っていたりする。「レクイエム」は既にもっていて、それには「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が入ってない。なんとかならんかと思ってタワレコでいろいろ見てみたらいわゆるモーツァルト・コンピレーションがありそこの収録されていた。モーツァルトを好きといいながらも、すべてを把握しているわけではないので、知らない曲を聴くために購入してみた。そこで、マリナー指揮 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの交響曲やディヴェルティメントがさわりだけ入っていたのだが、これが抜群の透明感だった。25番はちょうど手元に無かったのであらためて購入。
マリナーといえば私の時代は「アカデミー室内管弦楽団」でおなじみだったが、最近は原語のとおり「アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ」と表記するらしい。
いわゆるピリオド系のモーツァルトは「コレギウム・アウレウム」「ホグウッド指揮 エンシェント室内管弦楽団」を愛聴してきたがマリナーが抜けていたなあ。マリナーといえば勝手にバッハのイメージをもってしまっていたかもしれない。
そういえば映画「アマデウス」の25番はマリナーだったなあ。