ブルックナー 交響曲第3番 アダージョ2番

ティントナー指揮 ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(1998)
以前、ティントナーは全部揃えられないと書いたが、やはり買っておきたくなる。何せ00番(ヘ短調)がインバルしか無いのはさみしいし、1番2番も聴いておきたい。
で、1番におまけとして交響曲第3番 アダージョ2番(1876)が収録されているのがまたうれしい。ブルックナーファン以外にはどうでもいい話だが、初稿(1873)と第2稿(1877)の間にアダージョだけが改訂されたものが存在するのだ。アナログ時代、朝比奈さんのブル3におまけでついてきてたのを聴いたはず。
ちなみに、ブル2については、ヤングが「2005年に出版された第1稿」の初録音かと思っていたが(こちら)正式出版が2005年だが、第1稿自体はそれ以前に形になっており、このティントナーの方が第2の第1稿の世界初録音だったようだ。