クナッパーツブッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1957)
さて聴いてみると、1957年にしては若干音が良くない。しかし、音が良かったらとっくに出ていたであろうからこのぐらいは覚悟していた。
しかし、ここまで全編わくわくして楽しい音楽に満ちているとは思わなかった。勿論クナの手腕もあるであろう。以前スタジオの「序曲」をけなした事があるが(こちら)別人のような躍動感と迫力である。
最近ブッファ系をずっと聴いているのだが(結局私はイタリア系よりもドイツ系が好きなのかも知れないが)その中でも楽しさではトップクラスである。
他のCDでも聴いてみようかと最初は思ったが、クナだけあればいいかな。でも訳詞は欲しいな。