フランク・ハーバート「ドサディ実験星」

フランク・ハーバート「ドサディ実験星」(1978 邦訳 1979)
「ジャンプ・ドア」シリーズ第2作である。
この作品のほうが、海外の評判が良く、それを受けて第1作と第2作の連続邦訳となったであろうことは、邦訳年を比べてみれば一目瞭然である。
しかし、物語の方向がなんとなく見え始める中盤までは、やはり読者に忍耐を強いる作品ではある。
しかし、クライマックスのカタルシスは「デューン」にも負けないと思う。