朝比奈隆 札幌アーカイブの ブルックナー 交響曲第0番

ブルックナー 交響曲第0番
朝比奈隆指揮 札幌交響楽団(1982)

というわけで
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/11/05/134233
やっとのことで札幌アーカイブ朝比奈隆である。2ヵ月も経ってしまった(汗)
前にも書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20081226/p3
朝比奈さんはブルックナー交響曲第0番を4回しか演奏していない。
1.大阪フィルハーモニー交響楽団(1978)ブルックナー交響曲全集
2.大阪フィルハーモニー交響楽団(1981)朝比奈隆協会無料頒布品 テレビ放映あり
3.東京都交響楽団(1982.5.12)
4.札幌交響楽団(1982.5.21)
前にも書いたが、テレビ放映の時、テレビ音源が入るラジカセで録音した大阪フィルハーモニー交響楽団盤(1981)が、私にとってのブルックナー 交響曲第0番のすべてで合った時期が長らく続いた。そのテープが今は手元にないので、無くなったものにたいする美化かもしれないが、天下の名演だと勝手に思っている。
大阪フィルハーモニー交響楽団盤(1978)は個人的にはこの曲の肝であると思っているキビキビ感、シャキシャキ感が足りなかったが東京都交響楽団盤は、大阪フィルハーモニー交響楽団盤(1981)にかなり印象が近かった。
で、今回の札幌交響楽団盤である。東京都交響楽団盤の9日後の演奏である(!)
演奏は、ところどころ「あれ?」と思うところがあったが充分に感動的だった。しかし直後に東京都交響楽団盤を聴いて「あれ?」と思ったところがすべてオケのレベルの違いだったことが判明した。演奏自体は真摯で好感が持てるのだが・・・・
しかし、贅沢を言えば東京都交響楽団盤はほんのわずかに「重すぎ、激しすぎ、遅すぎ」とあえて言いたい。やはり大阪フィルハーモニー交響楽団盤(1981)はいつか入手したい。NHKに映像が残っているのなら、ベームの「フィガロの結婚」日本公演の例もあるので気長に待つかな。