グノー コラール・ミサ

グノー コラール・ミサ
コルボ指揮 ローザンヌ声楽アンサンブル(1988)
マリー=クレール・アラン、ダニエル・フックス(オルガン)

ザ・グノー・エディション収録の3つ目にして最後の宗教音楽であるが、最初この曲の正体がわからなかった。
海外ウィキペディアのグノー作品一覧に当てはまる曲が無いので、直接コルボ指揮のこの曲の検索をしたら"Messe solennelle No. 4"(荘厳ミサ第4番)とある。それでも一覧にはないのだが、日本のウィキペディアで「聖チェチーリアのための荘厳ミサ」の説明に

同年に作曲された『荘厳ミサ』より改作したもの

とある。
つまりこの曲は「聖チェチーリアのための荘厳ミサ」の元曲、ということになる。(違ったらごめんなさい)
2台のオルガン伴奏による清澄な合唱曲で、やはりドイツやイタリアとは一味違う、心に染み入るフランスの宗教曲だ。合唱指揮がコルボというのもうれしい。