ジネット・ヌヴー ワーナー録音全集(4CD)

久々に郊外のショッピングセンターのタワレコへ行ってみたら、輸入盤のクラシックのBOXで、少女がヴァイオリンを抱えているジャケットを見つけた。
曲目を見てみたらシベリウスのヴァイオリン協奏曲があるので買ってしまった(決してロリコンではない(笑))
帰宅して調べてみたら、ジネット・ヌヴーというフランスのヴァイオリニストで、15歳でヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールに出場し、当時26歳だったオイストラフを抑えて優勝した天才だが、1949年、アメリカへの演奏旅行のため搭乗した飛行機が墜落、30歳で亡くなってしまった方とのこと。不勉強でもうしわけないが、まったく知らなかった。
収録はシベリウスブラームスのヴァイオリン協奏曲で2cd、あとの2cdが小品集という構成。
手元にある古いシベリウスのヴァイオリン協奏曲は、シベリウス自身が絶賛したというカミラ・ウィックス盤(1952)があるが、ヌヴー盤はそれより7年前の1945年の演奏で聴き比べが楽しみ。またヒラリー・ハーンとの新旧天才ヴァイオリニストの聴き比べも楽しみである。