アレサ・フランクリン「明日に架ける橋」聴き比べ

アレサ・フランクリンの5CDセットであるが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2022/07/12/064713

実は、他に聴き込みたいアーティストが出来て、未だに「シンク」以外聴けてない。
そんな中「アレサ・ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト」に「明日に架ける橋」が収録されているのが気になった。ライブがあるならスタジオ録音もあるはずだし、そっちをまず聴きたい、と調べたら、シングル発売のみでベスト盤系にのみ収録されているらしい。
ベストだと5CDセットにかぶるかなあ、とさらに調べたら"Very Best Of Aretha Franklin Vol.2"というのが1970年以降の曲が収録されており、5CDの中では「スピリット・イン・ザ・ダーク」収録の2曲がかぶるだけなので、お安いユーズドを見つけて買ってしまった。でもこれで1960年代から1970年代のアレサ・フランクリンは把握できることになる。

さて、その「明日に架ける橋」であるが、スタジオ盤は最初のバースがまるまるピアノ演奏でびっくりした。歌が始まってさらにびっくり。ゴスペル調とは聞いていたが、極端な話、コード進行と歌詞のみが「明日に架ける橋」で、メロディはほとんど一致していない。何も知らずに聴いたら「明日に架ける橋」だとは絶対気づかない。
ライブ盤は、最初のバースがよりジャジーである。
アレサ・フランクリンの歌唱は圧倒的で素晴らしいのだが、もうちょっと元のメロディを残してもよかったのでは?
あ!今気づいた!なぜピアノのみのバースがあるかというと、その部分でこの曲は「明日に架ける橋」だと気づかせるためだったのだ!なるほどね~。


こちらがスタジオ盤

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こちらがライブ盤

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