チェット・アトキンスの話

カーペンターズの「ナウ・アンド・ゼン」のオールディーズのカヴァー・メドレーに入っている「この世の果てまで」(「マツコ&有吉 かりそめ天国」でBGMとしてよくかかっているので、誰しも一度は聴いたことがあると思う)の元曲について調べていたら、プロデュースがチェット・アトキンスとあった。
え?と思ったのは、ビートルズを聴き始めの頃、ジョージがチェット・アトキンスの影響を受けた、という記事をどこかで読んでいて、当時は今のように世の中に情報があふれているわけではないので、そういうギタリストがいたんだ、程度で記憶の片隅に残っていただけであった。
今回、改めて調べたら、とんでもなく凄い人で、元々カントリー系ながらも、ロック界、ジャズ界への影響がすさまじく、なんとジョージのみならず、かのスティーヴ・ハウも彼の影響を受けていたのだとか。彼のロックっぽくない独特のスタイルは、チェット・アトキンスから来ていたのだった。
晩年には、かのレス・ポールとの共演アルバムもあるし、なんか聴いてみたいな。
チェット・アトキンス奏法に関しては、興味のある方は調べてもらうとして、その代表的な演奏として、二つの曲を同時に演奏する!という驚異の演奏を貼る。

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