ハウルの動く城

DVDが届いていたが、今朝やっと見る。もろ宮崎パターンのオンパレード。でも、やはりだんだん引き込まれる。見る前は重たい作品かと思っていたが、紅の豚魔女の宅急便系統の作品だった。宮崎さんといえば、わたしはまず動きの見事さを見るのだが、以前は、見事な動きが作品の中で際立って見えたものだ。今は全体の中に溶けこむように作られているような気がする。技術の進歩もあるだろうが、かえって作品自体の質が上がっていることは確かだ。
美輪明宏は抜群だ。魔力をなくしたあとの荒地の魔女ぶりがかわいらしい。
大泉さんはいつしゃべるのかと思ったら、最後の最後で別人のようなハンサム声。あとで奥さんに聞いたら、他のオフィスキューのメンツもでていたようだ。確認せねば。
我修院さんは、もう確立されたといっていいほどの出来。この人がここまで来るとは、失踪事件の時は誰も思わなかったろう。
英語吹替えも豪華メンバーで、こっちでも見たくなる(どう翻訳してるかも知りたいしね)っていうか、ローレン・バコールってまだ生きてたのね。