ムーティのモーツァルト「レクイエム」

モーツァルト「レクイエム」
ムーティ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1987)
パトシリア・パーチェ(ソプラノ)
ヴァルトラウド・マイヤー(メゾ・ソプラノ)
フランク・ロパード(テノール
ジェイムズ・モリス(バス)
スウェーデン放送合唱団

ムーティの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を聴くために「レクイエム」を購入。
ムーティは以前「カプレーティとモンテッキ」
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20110720/1311105532
が、大変良かったのだが、どうも個人的に、1930~1940年代生まれの、いわゆるスター指揮者という人々を好んで聴く気にならない。さらにイタリア人ということで(勝手な)先入観もある。
しかし、大変流麗ながら宗教音楽としての気品や重さを失わない、という演奏で、さすがに名盤と言われるだけのことはある、と思った。
ソリストであるが、マイヤーとモリスは知っていたが、寡聞ながらパーチェとロパードを知らなかったが、これがまた素晴らしい。
ロパードは、ペーター・シュライヤーをもっとマイルドにした感じ、パーチェは凛とした高音を持ちながらも可憐な雰囲気。
他にも聴いてみたいと思って調べたが、あまり録音が無く、さらに食指が動くものがなかったのが残念。