ベルリオーズ「ファウストの劫罰」
インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1989)
ハンブルク北ドイツ放送合唱団
シュトゥットガルト南ドイツ放送合唱団
ケルン放送合唱団
マリア・ユーイング(ソプラノ)
デーネシュ・グヤーシュ(テノール)
ロバート・ロイド(バリトン)
マンフレード・フォルツ(バス)
クリスティアーネ・エルゼ(ソプラノ)
先日の「ベルリオーズ名演集」と似た話なのだが、インバルもベルリオーズBOX(11CD)がある。お値段が張るので購入は控えていたのだが、これも以前からよくする失敗で輸入盤のみチェックし邦盤はチェックしていなかった。たまたま邦盤をチェックしたら、廉価で出品されていたのでこれも慌てて購入した。
で、先日までの流れで「ファウストの劫罰」を聴く。
これは、デュトワあたりとは対極の演奏で、音楽そのものの内在する力をそのまま素直に表現したような演奏で、以前プレートル盤を名盤と書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/09/22/050355
もしかしたらインバル盤の方が(個人的には)上かもしれない。
歌手陣はユーイングをはじめ間然するところが無いが、メフィストフェレス役のロバート・ロイドが鼻にかかったこもった声質で個人的なには苦手だ。