マイルス・デイヴィスからスライ&ザ・ファミリー・ストーン、そしてアンディ・ニューマーク

マイルス・デイヴィスは、"In a Silent Way","Bitches Brew'(1969)と"Agharta","Pangaea"(1975)を持っているのだが、ふと、その間はどうだんだろうと気になって調べたら"Live=Evil"(1970,1971)という"In a Silent Way"の系統のライブ、"On the Corner"(1972)がファンク色が強くなり"Agharta","Pangaea"につながるアルバムという事を知った。びっくりしたのが"On the Corner"の解説で、当時マイルス・デイヴィスがスライ&ザ・ファミリー・ストーンに興味を示していた、とあって、当時の大きいサングラスを含めて影響受けまくりじゃん、とおかしくなってしまった。マイルスは「時代のスタイルを取り入れて、それ以上の結果を出す」というピカソ型の天才だったのだと改めて思う。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンは、ウッドストックの圧倒的なパフォーマンスが印象的で、だいぶ前に何回か触れた「顔面崩壊」の時も"Higher"をカバーした記憶がある。(顔面崩壊については、ブログ内検索してください)
いつかちゃんとアルバムも聴きたいな、と思いつつここまで来てしまったが、改めて調べてみると、1973年から1975年までのドラマーがアンディ・ニューマークであった!
アンディ・ニューマークといえば、ジョン・レノンジョージ・ハリスンのソロアルバムに参加しているので、名前を知っていた。他にもそうそうたるミュージシャンのアルバムに参加しており、ジム・ケルトナーと並ぶセッション・ドラマーの名手だと個人的には思っていた、それがなんとスライ&ザ・ファミリー・ストーンのメンバーだったとは。
ウィキペディアによると、カーリー・サイモンのアルバムに参加、その後のカーリー・サイモンのツアー中に、スライ・ストーンに目をつけられてスライ&ザ・ファミリー・ストーンに加入したとのこと。知らなかった(汗)
それも含めて、スライ&ザ・ファミリー・ストーンをちゃんと聴きたくなったなあ。