「レディース・オブ・ザ・ロード」というのは、いわゆるアイランズ期のキング・クリムゾンのライブ音源のコンピレーション・アルバムで、このブログでも時折触れた"The Collectors' King Crimson"シリーズでいくつも発表されていた音源から選択したものがCD1、「21世紀の精神正常者」のインスト部分を延々つなげて50分以上に編集した「スキッツォイド・メン」がCD2に収録されていた。
久々に聴いてみようと思ったら、その帯に
CD2を全部を使ったクリムゾン版「ビッチェズ・ブリュー」ともいえる「スキッツォイド・メン」
と書かれていた!
以前、マイルス・デイヴィスの"Bitches Brew"について(2006年に)
もっとファンクになれば「アガルタ」になるし、ロックになれば、なんとクリムゾンの「アースバウンド」あたりになる。
と書いたことがある。(「アースバウンド」はアイランズ期のライブ)
https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060712/p1
「レディース・オブ・ザ・ロード」を買ったのは、たぶん発売直後の2002年で、その頃は、マイルス・デイヴィスの"Bitches Brew"も知らない頃だったから、帯を見てもピンと来ていなかったか、ちゃんと見ていなかった可能性がある。
しかし、この帯を書いた人と意見が一致したのだ、と思うとなんか嬉しい。