ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス"1983... (A Merman I Should Turn to Be)"

先日の「アレサ・フランクリン「明日に架ける橋」聴き比べ」の記事で

「実は、他に聴き込みたいアーティストが出来て」

と書いたのだが、それはジミ・ヘンドリックスの事で、なぜ聴き込みたくなったか、という話は別の機会に。

で、どれも凄いのだが、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの3枚目「エレクトリック・レディランド」に収録されている13分を超える"1983... (A Merman I Should Turn to Be)"が改めて聴いて凄かった。
歌は最初と最後にあるが、ほとんどの部分がアンヴィエントなインプロ的展開で、プログレの先取り、エレクトリック・マイルスの雰囲気もある。
マイルス・デイヴィスは、自分のバンドのギタリストに「ジミ・ヘンドリックス」のように弾け、と言っていたそうだし、共演の話もあったらしいが、実現していたら凄い事になってたんだろうな。
前にも書いたが、ビッグバンド構想も持っていたみたいだし、1970年代のプログレ時代にジミが何をやったんだろう、と想像してしまう。

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