2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Royal Opera House: Vespertine Live 2001

Bjork どうしてもビョークのライブ映像が見たかったが、かなりの種類が出ている。どれか一枚ということにして、CDとしても、またようつべで映像を見てみても一番気に入った"Vespertine"のライブを選択、もちろん、ジーナ・パーキンスの存在が大きい。 彼女…

創元推理文庫 世界短編傑作集4

このアンソロジーは時代順の編纂で、この巻は、ハートボイルドや推理小説というより犯罪小説が入ってきていて、当初の私が読む目的に当てはまる作品はもう無い。読後感も悪い作品も多い。(読む目的が違うからか)しかし、フィルポッツやセイヤーズはやはり…

萩尾望都

我が最愛の漫画家の一人と言っていながら、最近とんとご無沙汰をしていた(私がね)萩尾望都ことおモー様であるが、SFを書いていてくれたらしい。日本SF大賞を受賞したとか。また読むか。

Medulla(2003)

Bjork 優れたミュージシャンというのは、常に新たな実験作を試み、かつエンタテーメント性を失わない離れ業をやってのける。ビョークの道のりもそうであったといえる。しかし、これはまた飛び切りの実験作。ビートから伴奏すべて、99パーセントを人声で作…

本日、娘の卒園式

JAPAN の思い出

セバスチャンさんのところで、ちょっと盛り上がったので。 「ジャパン」との出会いは、リアルタイムの2nd"Obscure Alternatives"(1978)である。ロキシー・ミュージックにも似た退廃感とレゲエやアンビエント・ミュージックを取り入れた進歩性にかなり感動…

Home(2006)

The Gathering "Anneke van Giersbergen"の声をが入ったアルバムを、どうしても入手したくて"The Gathering"を購入。ゴシック・メタルは(今のところ)用が無いが、音楽性が徐々に変わってきて初耳であるジャンル「トリップ・ホップ」化してきて、さらにロッ…

創元推理文庫 世界短編傑作集2

以前にも書いたが、このシリーズは、ミステリーファンなら一度は耳にした事のある古典的なトリックの元の話が読めて嬉しい。 例1:密室の銃による殺人、銃は壁にかけてあり、出入りした様子の無い高い窓、テーブルには丸い水差し。 例2:後に様々な映画や…

グレン・グールド・コレクション Ⅴ 知られざる指揮活動

○例のラジオ番組の予告映像。テーマに合わせてグールドがボケた指揮者に扮するものが採られている。その姿はnadja5様の3月5日の日記で見ることが出来る。勝手に貼り付け ttp://d.hatena.ne.jp/nadja5/20070305 ○バッハ カンタータ54番「いざ罪に抗すべし」…

宗像教授伝奇考(ドラマ)

高橋英樹主演、TBSで都合3度ドラマ化されているが、運悪く一つも見た事が無い。3作目はあろうことかつい最近の3/10深夜である。当地では入るべくも無く、知るすべも無く、本日知った次第。DVD発売もなさそうだし、なんとしても見てみたいものだなあ。

当地の「泣き砂」

当地の種差海岸に2004年に「泣き砂」に認定されたところがあるとを今朝の地方紙で知った。絶対行って確認するぞ。

Vespertine(2001)

Bjork そもそも今回なぜビョークを聴こうと思ったかというと、このアルバムを聴きたかったのだ。なぜかというと、ヘンリー・カウ残党のいわゆる「レコメン」系人脈のジーナ・パーキンス(参照)が参加しているので興味が湧いたのだった。しかしこれだけ聴く…

ベースの練習

懺悔しなければならないことがある。ベースを週末しか弾かなくなって久しいが、やはりそれでは指がなまってきていたようだ。いつの間にか言い訳ではないがベースの弦高を低くしていたようだ。弦高を高くすると弾けるフレーズも弾けなくなっていた。毎日早朝…

Celtic Woman(2005)

Celtic Woman 本当にものを知らないと言う事は恐ろしいことで、つい最近まで「ケルティック・ウーマン」というのはケルト系の女性歌手のオムニバスの総称であるとばっかり思っていた。また"You Raise Me Up"というのは、誰かが個人で歌っているのだと思い、…

ma ma doo!! の夢を見た

今朝方 ma ma doo!! の夢を見た。姿は3人とも昔のままなのだが、再結成お披露目イベントのようなものを大きな楽器店のステージで行うようだ。今日は何曲ですかと聞くと3曲だとのこと。どの曲をやるのかを聞く前に私のベースの一番太い弦が切れた。楽器店な…

Sweetnighter(1973)Weather Report 3rd Mysterious Traveller(1974)Weather Report 4th Tale Spinnin'(1975)Weather Report 5th ウェザーのここらへんのアンビエントかつスペイシーかつプリミティブな雰囲気がたまらんな。

13号独房の問題(1907)

ジャック・フットレル 創元推理文庫 世界短編傑作集1 「思考機械」(オーガスタス・S・F・X)ヴァン・ドゥーゼンは子供の頃読んだ推理クイズ本(参照)に必ずでてきた名探偵だったが、読んだ事は無いと思っていた。しかし、この作品を読むとなんか記憶にあ…

Homogenic(1997)

Bjork 今まで私の中で「ビョークとはこうあるべきだ」「こうあってほしい」という勝手なビョーク像があったようだ。そして、このアルバムでやっとそれが一致した気がする。"Post"で「やりたいことをやりたおした感じ」と書いたが「やれることをやりたおした…

Post(1995)

Bjork 幸いにして、ビョークは現在廉価盤が出ているため残りも購入することが出来た。解説の言葉を借りると「デス・テクノからビッグ・バンド・ジャズ、壮大なオーケストレーション」まで、やりたいことをやりたおした感じ。アバンギャルドを好んで聴く私な…

Debut(1993)

Bjork 奥さんの持っていた1stソロ。順番に聴いてきたおかげで、Kukl、シュガーキューブスやジャズのアルバムの要素が、すべてこのアルバムに入っていることがわかる。しかも比較的聴きやすく仕上げているが(何より、メロディが増えた)アンチ・ポップの精神…

Stick Around For Joy(1992)

The Sugarcubes 奥さんが2ndを持っていなかったので、3rd。1stに比べると幾分ゆるい仕上がりだが、その分聴き易いのだろう。ビョークの歌い方も素直になっている。さて、いよいよソロだな。

Life's Too Good(1988)

The Sugarcubes 奥さんがもっていたシュガーキューブスの1stである。正直期待していなかったが、間違っていた。KUKLの前衛性がうまい具合にポップなポストパンクに昇華している。何よりかっこいいではないか。これは売れるわけだ。気になるのはビョークのボ…

Gling-Glo(1990)

Bjork ビョークの(スタンダード系)ジャズ・アルバムである。シュガーキューブス在籍中の録音らしい。 さて、意外なほどジャズと彼女は相性がいい。というか、ビリー・ホリデーやエラ・フィッツジェラルドあたりの時代に、こういう黒人の女性ジャズボーカリ…

推理クイズ本

そういえば、子供の頃(藤原宰太郎の著書だったと思う)推理クイズ本といわれるものを大量に読んでいた。古今の推理小説の名トリックを紹介し、読者に解かせるというもの。そういう本で読んだトリックも、実際の元本にたどり着くものはそう多くは無い。上記…

二壜のソース(1928)

ロード・ダンセイニ ダンセイニがミステリーを書いているというので、先に読む。(創元推理文庫 世界短編傑作集3)真相は途中でわかってしまう感じだが、オチはやられた!という感じ。しかし、思い起こすと、このオチはミステリーの歴史的な本で目にしたこ…

Icon Ⅱ Rubicon(2006)

Wetton / Downes 前作"Icon"と同時に購入したが聴くのが遅れた。 エイジアというバンドは1stがヒットしたものの、2nd、3rdと徐々に売れ行きが悪くなっていったのだが、その原因は製作者側の勘違いだと思っている。1stは、作曲がウェットン・ダウンズとウェッ…

グレン・グールド・コレクション Ⅳ フーガへの情熱

○バッハ 平均律クラヴィーア曲集第2巻 7番 フーガ ○アルバン・ベルク ピアノソナタ ○インタビュー ベートーヴェンのピアノソナタにシェーンベルクの先駆けがあると語るグールド こういうことを考えて、音楽を再構築するとああいう他人とは違った演奏になる…

Karma(1969) Pharoah Sanders Jewels Of Thought(1969) Pharoah Sanders Thembi(1971) Pharoah Sanders Black Unity(1971) Pharoah Sanders

ベースってそんなにお手軽か?

私がベースを弾き始めの頃はロックのベースの入門書などほとんど無い時代だったので、ほぼ独学である。(今では信じられないが、国産のラウンド・ワウンド弦が生産されていなかった程だ)それこそ、様々なジャンルの曲をベース・パートを聴き取りながら、ベ…

ぺガーナの神々(1905)

ロード・ダンセイニ 気負いこんで読み始めたダンセイニだったが、どうも様子が違う。執筆順に読むことにしたのだが、それがよかったのかどうか。創作神話であるが、最初は何がいいたいのかさっぱりわからなかった。途中から人間が出はじめると、なんとなく、…