ソウル
最近またマーヴィン・ゲイをちらちら聴いているのだが、いわゆるニュー・ソウル時代以降なので、初期モータウン時代の曲はあまり聴いていない(ライブで歌われている何曲かは知っているが)で、ざっくりと調べていたのだが、その中に "Ain't That Peculiar" …
昨今のニュースで、アトランタ市長の映像が流れるのを見て、えらい美人さんだと思ってなんとなく調べてみたら、ケイシャ・ランス・ボトムズという方で日本語のウィキペディアが無い。英語版をみて見たら father R&B singer-songwriter Major Lance とあった…
最近、クラシックではまたまたブルックナーの聴きなおしが始まっているが、若い時のすりこみか、どうしてもクナッパーツブッシュ、シューリヒト、朝比奈隆、マタチッチに手が伸びてしまう。ロックはツェッペリンの後、久々にデレク&ザ・ドミノスの「レイラ…
御昼にラーメン屋へ行ったのだが、そこは1970~1980年代の洋楽、邦楽の有線がかかるので、おじさんには懐かしい曲がかかる。で、今回かかったのがミラクルズの"Love Machine"(1976)(最初、記憶があやしくてEW&Fだったかしら、等と思ってしまった)それ…
吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」昨日は青森市へ出張だったのだが、その帰りに某道の駅に寄ったらこの曲が大音量でかかっていた。若い頃はいわゆるコミックソングも好きで、なぎら健壱の「悲惨な戦い」「葛飾にバッタを見た」あのねのねの「つくばねの唄」ミス花…
テンプテーションズ "Psychedelic Shack" "All Directions"先日、すごいと書いた"Papa Was A Rollin' Stone"も、実はシングル・ショート・ヴァージョンで(7分あるが)やはりアルバム・ヴァージョンを聴きたくなって"Psychedelic Shack"(1970)"All Direct…
70年代のテンプテーションズ先日、マスターピースを買ったと思ったら"Masterpiece(s)"というタイトルのベスト盤だった事を書いた。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/12/28この中に"Masterpiece"の前アルバム"All Directions"に収録されている"Pa…
マスターピース テンプテーションズ グローヴァー・ワシントン・ジュニアマスターピース テンプテーションズ グローヴァー・ワシントン・ジュニアについては以前書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/20071219/p1やっと廉価の中古盤が!と注文した…
書くと長くなるのでめんどくさいので書かないが、あるきっかけである曲を思い出した。ドナ・サマーの「アイ・フィール・ラヴ」なのだが、当時のはやりとはいえ、転調はあるもののほとんどサビも歌詞もないこの曲は大冒険だったのではないか? だいぶ後年のラ…
昨日のケンミンショーで 倉敷市民は、出身地を岡山県と言わずに倉敷市と言う 江戸時代、倉敷市だけ幕府直轄地だったせいだ というのやっていた。 以前、八戸市民は、出身地を青森県と言わずに八戸市と言う と言うことを書いたことがあるが、 やはり、津軽は…
グラミー賞でテイラー・スウィフト"Taylor Swift"というカントリー歌手が最優秀アルバム賞を受賞し、史上最年少記録を達成したという話題をテレビで見た。 思うに、いつからだろうか、「歌姫」といわれる人たちが、ストリップまがいの格好と踊りをするように…
Michael Jackson 個人的にはマイケル・ジャクソンは、常に興味の範囲外であった。 スリラー、バッド、確かにかっこよかったなあ、ぐらいであった。 昨年亡くなったということで、私の知らない曲や映像がテレビで流れてきて、これは純粋にすごいと思った。 あ…
1975.12.10 この回の音楽ゲストは、モータウンの歌姫、マーサ・リーヴスとスタイリスティックス。ソウルファンには申し訳ないが、マーサ・リーヴスは知らなかったが、スタイリスティックスは懐かしい。というか映像は初めて見たかも。曲は「誓い」。
若い頃は誰でも金が無い。だからちょっと気になったぐらいのミュージシャンはなかなかアルバムを買えない。最近聴いているスティーヴィー・ワンダーもそうだったし、スライ&ファミリー・ストーンもウッドストックしか知らない。ファンク時代のアース・ウィ…
Syreeta 先日GS様にご紹介いただいた"Syreeta"であるが、肝心の"Cause we've ended now as lovers"が入っているアルバムが邦盤、輸入盤共に廃盤である。先日タワレコへ行った際、ベストが廉価で出ていたのだが、やはり"Cause we've ended now as lovers"が…
Stevie Wonder このアルバムはある意味一番楽しみであった。スティーヴィーが意欲満々で発表したものの、予想通りには売れなかった。ということは、へそ曲がりの私の好みである可能性が高い!ということである(笑) 約半分がインストであり、民族音楽あり、…
Stevie Wonder 順番から行くと、サウンドトラックの"Journey Through The Secret Life of Prants"(1979)であるが、個人的な事情で最後にとっておく。今回のスティヴィー・ワンダーの旅(?)はとりあえずこの"Hotter Than July"まで。 実は、前作が本人の…
Stevie Wonder 当初はLP2枚組みとEP1枚の変則盤として発売。2枚半の余裕がある分いい意味で肩の力が抜けてのびやかな印象がある。長尺曲もあればフュージョン真っ青のインストもある(個人的には、こんなんで1枚作って欲しかった)シングルヒットが…
Stevie Wonder 交通事故による死の淵より復活後の作品。そういう先入観で聴くせいか、ポップな中にも内省的な深みを感じる。「聖なる男」など、彼がこんな切ないバラードを書くとは知らなかった。「悪夢」はたぶんリアルタイムでラジオかなんかで聴いている…
Stevie Wonder 前作の「迷信」のような突出した曲は無いものの全体の完成度はこちらの方が上かもしれない。もう「70年代前半」という雰囲気もそぎ落とされて、時代を超えた普遍性を持っている。さまざまな音楽のエッセンスが取り入れられているが、いかにも…
Stevie Wonder スティーヴィー・ワンダーを聴くと言っても、もちろんすべては無理なのでまずこれから。モータウンとの再契約の際、セルフ・プロデュースの条件を勝ち取り満を持して発表されたアルバム。(というのは、ご存知の方も多いと思うがモータウンは…
モータウン系をようつべでチェックすると、あら、これもモータウン、あれもモータウンってな感じでびっくりしてしまう。1度は聴いたことのある有名曲なのに、60年代ソウルに疎いために歌手や曲名と結びついていないのだ。しかしなんだかんだ言っても、テ…
The Temptations 大昔、渋谷陽一の「レコードブック」が愛読書だった時代があった。ロックの名盤の紹介本で、当時としては画期的な本だった。ロックのみならず、ポップスやソウル系も取り上げられていた。そこで変わった紹介がされていたのがテンプテーショ…
何回も書いているが、例外があるものの私はソウル系は全般的に苦手である。(こちら) しかし、スティーヴィー・ワンダーという人はソウルを超えた普遍的な魅力を持っている人である。(「迷信」は元々"ベック・ボガート&アピス"のために書かれたし)もっと…
Marvin Gaye 前述のように、アメリカから逃げ出し、潜伏先のベルギーで録音された、移籍後の、実質のラストアルバム。限られた録音条件と、最新のテクノロジーにより、打ち込み系を多用、ほとんどの楽器を本人とマルチ・ミュージシャンのゴードン・バンクス…
Marvin Gaye プロデューサー兼ミュージシャンのリオン・ウェアの企画をほぼ譲り受ける形で制作されたアルバム。なぜ、他人の企画を譲り受けたかというと、前述の年上の奥さんとの離婚問題で多忙にもかかわらず、レコード会社との契約上のノルマを果たさねば…
Marvin Gaye というわけで、アナログ時代から何回か聴いているこのライブ、ソウル系のミュージシャンにも疎いのだが、実はかなりの名ミュージシャン達がバッキングを務めているとか。特にギターの David T.Walker は、数限りない有名ミュージシャンのアルバ…
Marvin Gaye ジャズ色の強い映画のサントラをはさんで発売されたこのアルバムは、"What's Going On"に続くコンセプト・アルバム。ただし、"What's Going On"のテーマは社会問題だったが、こちらはもっと直接的な性愛がテーマで、このアルバムのヒットにより…
Marvin Gaye このアルバムの名作ぶりについては、各方面で語りつくされているので、別にソウル音痴の私があえて言うことは無いのだが、ソウル初のコンセプトアルバムということで、ほとんどの曲が切れ目無くつながり、全体で1曲ともとらえられるほどトータ…
何べんか書いているが、私はソウル系はほとんど自分から聞くことはしない。そんな私が珍しくアナログ時代から所有していたのがマーヴィン・ゲイのライブ(1974)であった。何かのきっかけで彼を知り、1枚目はライブを買うという若い頃の習慣で多分買ったの…