ベートーヴェン 交響曲第7番

コレギウム・アウレウム合奏団(1981)
このCDは昔からもっていた。なぜかと言うと、実はコレギウム・アウレウムの「英雄」目当てで、当時は第7とのカップリングでしか発売されていなかったのだ(汗)今は手に入りづらいので貴重だ。当時は小編成古楽器オケが出始めの頃で、その古楽器オケがベートーヴェンを!!ということで話題になっていたと思う。ゆえに多分知っている限りでは第5も第9も無いはずだ。聴いてみたかった。
第3でもそうだったが、弦の表情付けや、古管楽器による寂寥感はこのオケ独特のもので他の現代楽器オケでは決して聴くことができない。雅びなばかりではないのだ。これだけでも聴く価値は充分ある。また、小編成による、いい意味での軽い躍動感も新鮮だ。