シューマンのオーケストレーションの続き(と、ピリオドオーケストラ)

昨日の記事を書いた後ネットでいろいろと調べていたら、某通販のレビューで以下のような記述を発見。

あの世からシューマンの不平が聞こえる。「わたくしのオーケストレーションは,駄目だと言われ続けてきた。しかし,それはあなたがたが間違った編成のオーケストラで,間違った音響で,間違った音楽常識で演奏したからだ。」

まるで、昨日の私の疑問に答えるかのようなこのレビューは、ロイ・グッドマン指揮ハノーヴァーバンドによるシューマン交響曲全集に対するものだ。
ハノーヴァーバンドは、いわゆるピリオド楽器によるオーケストラで、当然ヴァイオリンは両翼である。これは絶対聴かねば!と注文してしまった。
しかし、古楽器オケについてはある程度知っていたつもりだったが、寡聞ながらハノーヴァーバンドは知らなかった。古典派やロマン派の曲のピリオド演奏で話題だったらしい。
ベートーヴェン交響曲全集もある!ベートーヴェンについては、コレギウム・アウレウムのエロイカエロイカのベストに挙げたことがあるが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20090113/p1

コレギウム・アウレウムはベートーヴェンはあと7番しか録音しておらず、他のベートーヴェン古楽器で聴きたいとかねてから思っていたのだが、とっくの昔に出ていたとは・・・・!
っていうか、もうクラシックは作曲当時のオケ編成で全部やって欲しい。極端な話、ブルックナーも全曲ピリオド演奏で聴きたい。(ヘレヴェッヘは4番、5番と7番のみだった)