ドニゼッティ「連隊の娘」

カンパネッラ指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(2007)
マリー:ナタリー・デセイ(ソプラノ)
トニオ:ホアン・ディエゴ・フローレス
侯爵夫人:フェリシティ・パーマー
スュルピス:アレッサンドロ・コルベッリ
オルテンシウス:ドナルド・マックスウェル

待ちに待った(笑)デセイ盤の「連隊の娘」である。先日のデアゴスティーニのレンツェッティ盤で予習してあったし、英語の字幕も選択できるので、かなり助かった。
時代をナポレオン時代から第2次世界大戦時に移し、歌のフレーズと所作を連動させる等、かなりユーモラスで思い切った演出で、これはこれで楽しい。勿論、ちゃんと正規盤(?)を見ているからこそ、である。
以前は、こっちをデアゴスティーニで出して欲しかったと書いたが、第2幕冒頭のダンスレッスンの場が、まったく違う場面に脚色される等があるので、やはりデアゴスティーニで出すにはレンツェッティ盤で正解だったのだな。
何べんも言うが、本当にこのオペラ、ソフトが少ない。「ばらの騎士」のように、いろいろと集めたいのだが選択肢が少ないのだ。そう言えば、指揮者も最初に買ったCDと同じカンパネッラだ。振る指揮者も少ないのか(笑)なんか、ご機嫌な発掘映像とか出てこないかな。

PS.以前から思っていたのだが、ヴェルディの「椿姫」に似たフレーズがよく出てくる。
ヴェルディ御大、さてはぱくったか?