ヴェルディ「仮面舞踏会」

ガヴァッツェーニ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1960)
アントニエッタ・ステッラ:アメリア
アドリアーナ・ラッツァリーニ:ウルリカ
ジュリアーナ・タヴォラッチーニ:オスカル
ジャンニ・ポッジ:リッカルド
エットーレ・バスティアニーニ:レナート

さて、満を持してのミラノ・スカラ座/ヴェルディ・ボックスの「仮面舞踏会」である。
予想通りというか、バスティアニーニを筆頭に、指揮も歌唱も素晴らしい。あえて言うならポッジがやや不安定で、総督(王)の威厳が足りない気がするが、許容範囲であろう。
我が家にはトスカニーニ盤、カラス盤、このガヴァッツェーニ盤、そして先日のレヴァイン盤と「仮面舞踏会」はいいものばかりが揃ったなあ。以前触れたことがある「オペラ名作名演全集」をたまたま読み返してみたら、上記の4盤はすべて推薦盤に含まれていた。しかし、私は選んで買ったわけでないのだ。トスカニーニ・BOX、カラス・BOX、ヴェルディ・BOXは「仮面舞踏会」をあまり理解していない頃に買っているし、デアゴスティーニも中身は選べない。なかなかに運が強い(笑)