ブルックナー 交響曲第6番
Hubert Reichert指揮 Westfalisches Sinfonieorchester
ブルックナー「ロマンティック」のはしごをしていたら、ホルライザーの「ロマンティック」のカップリングをまだ聴いていないことを思い出した。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2016/11/17/045011
Hubert Reichertという指揮者については、本当に情報が無く、この録音も(ステレオではあるが)何年の録音かもわからない。なので、あまり期待しないで聴いたのだがこれがうれしい誤算だった。
ホルライザーのように「余計な外面的な効果を狙わない、大変素朴で真摯な演奏」でいながら、この曲の欠点をうまくカバーしている。こんなところにブル6の名盤が眠っていたとは!
この人はブルックナーの第2番の録音もあり、評判がいいのだが入手しづらい状況のようだ。っていうか、他の交響曲も録音してくれればよかったのに!