2008-01-01から1年間の記事一覧

おばちゃまはヨルダン・スパイ(1997)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第13作 この作品ではシリーズ常道に戻る。すなわち(ファレルの依頼だが)簡単なはずの仕事を引き受けたおばちゃまが、思いがけない成り行きに巻き込まれ、CIAが追う別の案件が、実はおばちゃまの…

リラックマも冬支度

ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」

ヨッフム指揮 ドレスデン国立管弦楽団(1975) ブル3の時はうまい言葉が見つからなかったが、分かった気がする。 ブルックナーという作曲家は、初心者にはとっつきにくいと思う。退屈するかもしれない。 ヨッフムは、いい意味で面白く楽しめるブルックナー…

おばちゃまはアフリカ・スパイ(1996)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第12作 珍しく前作から1年で発表されたこの作品でも今までに無い試みが。前作と登場人物がつながるのである。すなわち、前作でカーステアーズとおばちゃまのおかげで、めでたくアフリカの小国のあと…

会社の中庭から一枚

おばちゃまはサーカス・スパイ(1995)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第11作 前作あたりからパターン破りの雰囲気がしてきたが、この作品も、初めてCIAの依頼でなく、おばちゃまが事件に巻き込まれる。シリーズが始まってほぼ30年、長生きのシリーズにふさわしく、…

おばちゃまはシチリア・スパイ(1993)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第10作 またも懐かしやジョン・ファレルの再登場、しかも「〜サファリ〜」で捕まえたはずの謎の殺し屋アリストテレスまで引き連れて(連れてないって) さらに若き女性情報員ケイトとユニークな彼女の…

地球が静止する日

キアヌ・リーブス主演で往年のSF映画の名作「地球の静止する日」(1951)(こちら)がリメイクされたという。 さて、どうなることか。 ジョン・クリーズも出てるぞ!

タイヤ交換

昨日は、天気の1週間予報で今週後半に雪マークが見えたので、早いかもと思ったが、念のためにタイヤ交換をした。 ところが今朝の地方紙には、こぞってタイヤ交換が行われたとの記事が。ちっとも早くなかったのだった。 そう、地方紙にはこんな話題がのるので…

あえて無題

ハイドン 交響曲第100番ト長調『軍隊』(1958) ハイドン チェロ協奏曲ニ長調(1950) エンリコ・マイナルディ(Vc) ハイドン 交響曲第95番ハ短調(1955) モーツァルト ピアノ協奏曲第19番ヘ長調(1056) クララ・ハスキル(P) メンデルスゾーン:序曲『静かな海と楽…

モーツァルト ピアノ協奏曲第9番

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1952) ピアノ クララ・ハスキル シューリヒトの発掘音源シリーズである。 オケのトゥッティとピアノが掛け合いをやるという、当時としては斬新な導入部を持つこの曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲の中で…

ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1952) シューリヒトの発掘音源シリーズである。 シューリヒトのベト7は、オフィシャル盤を聴いたばかりである。(こちら) こちらはオフィシャル盤より5年前の演奏。基本的な姿勢は変わらないが、ライ…

樹村みのりと柳沢由美子

私が樹村みのりのファンであることは何回か書いてあるが、一時期、その主旨にあった作品ということで、ヘルスワーク協会というところから過去の作品がまとめられて何冊か出ていた。 久々に、ちらちらめくってみたら、その中の一冊の解説を柳沢由美子が書いて…

ベルベル人

今回はモロッコが舞台という事でちらちら調べてみると、先住民族ベルベル人とある。 ベルベル人!?何それ?ということで調べてみると。ウィキペディアよりベルベル人は、北アフリカの広い地域に古くから住み、アフロ・アジア語族のベルベル諸語を母語とする…

おばちゃまはアラブ・スパイ(1990)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第9作 今までの舞台になった国際紛争は、ある程度は知っていたが、この本の舞台であるモロッコの「西サハラ問題」「ポリサリオ戦線」については知らなかった。勉強になる。(興味のある方は検索してく…

ケンミンショーBGMシリーズ

新潟で、そばの薬味がわりにきんぴらを入れるという話題の時、クィーンの「愛にすべてを(Somebody to Love)」がかかる。 "Somebody Somebody"のところが「蕎麦で、蕎麦で」に聴こえなくもない(笑)

おばちゃまはハネムーン(1988)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第8作 前作で心身ともに疲労したおばちゃま(拷問まで受けた)の気分転換のためのタイ旅行(なので、厳密にはハネムーンではない、原題にも無い)なのに、またもCIAは、そのついでと言わんばかりに…

ブルックナー交響曲第3番

ヨッフム指揮 ドレスデン国立管弦楽団(1977) この人は、全体を見通して、その全体のために効果が上がるように、部分部分を見事に構築する指揮者だというのがよくわかった。ブルックナーを普通の作曲家とするなら、これ以上は無いやり方であり、名演といえ…

ブルックナー交響曲全集

ヨッフム指揮 ドレスデン国立管弦楽団 私がブルックナーを聴き始めた頃、ブルックナーといえば、クナ、シューリヒト、朝比奈隆、マタチッチ、そしてこのヨッフムだったが、なぜか一度も聴かずに今まで来てしまった。今回ヨッフムを聴いて、長かったクラシッ…

おばちゃまは香港スパイ(1985)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第7作 シリーズ物の楽しみの一つに、過去の作品の登場人物の再登場がある。「〜サファリ・スパイ」のジョン・ファレルの再登場のように、今回も「〜アルペン・スパイ」に宝石泥棒として登場し、その腕…

1987年の日本シリーズ

昨日お出かけ前に、奥さんがケーブルTVをチャンネルを替えながら見ていたら西武対巨人戦のような映像が。 「あれ?日本シリーズはデーゲームだっけ?」とよく見ると、工藤が投げている。 「これってもしかして、守備についている清原が、優勝を目前にして…

おばちゃまはシルクロード(1983)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第6作 サスペンスとしての楽しみ方以外に、さりげなく書かれているニューエイジ的な記述を探してしまう(笑) 今回も、前世の話がちらっとでるし、霊能力者の兆しがある人物も登場する。ストーリーに直…

またまた娘の書いた私の似顔絵

おばちゃまは東欧スパイ(1971)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第3作(翻訳上は第5作) 昨日、「ギルマンのノンシリーズを、執筆順に読もうか、「おばちゃまシリーズ」に戻ろうか、思案中」と書いた。様子見でこの第3作の第1章を読んだら、止まらなくなってしま…

脱力(笑)でもなぜか癒される(爆)

グリーグ 演奏会用序曲『秋に』(1954) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調(1960) ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn) ヘルマン・ゲッツ ヴァイオリン協奏曲ト長調(1953) ロマン・シマー(Vn) ロベルト・フォルクマン 序曲『リチャード3世』(…

伯爵夫人は万華鏡(2002)

ドロシー・ギルマン なんと27年ぶりの続編である(翻訳では3年ぶりだが) 27年たったが、作品の中では前作からほとんど時間は経過していない。 前作の冒頭で恋人との出会いを予言され、最後にその女性と出会えた警部補は、本作ではめでたく婚約中と相成…

スタミナ源たれ

同じくケンミンショーで、青森(上北)のスタミナ源たれが東京に進出という話題をやっていた。 青森生まれながら生粋の青森県人とはいえない私は、冷奴にかける食べ方を知らなかったので、今度試して見よう。にんにくが入っていながら、りんごのせいなのか、…

ケンミンショーBGMシリーズ

ケンミンショーで静岡西部では豚足を「おもろ」という、という話題の時、南佳孝の「モンロー・ウォーク」がBGMだった。 モンロー→おもんろー→おもろー!! 豚足は大昔酢味噌バージョンを一度食して、2度と食べたくないと思ったが、醤油で煮込むバージョ…