私が愛したウルトラセブン(1993 NHK)

リアルタイムで見て、その後東京在住時(10年弱前)に中古ビデオ屋で購入した。最近ウルトラセブン関連の話題が多いので、また見てようと思ったのだが時間が無かったので紹介のみ。
一言で言えば「セブン撮影現場の青春群像(爆)」
1.大半はフィクションであること
2.脚本の市川新一の視点で描かれていること 
この2点さえあらかじめ理解してさえいれば充分楽しめる作品である。
配役・スタッフは以下の通り(ウィキペディアより)
アンヌ(ひし美ゆり子):田村英里子
ダン(森次晃嗣):松村雄基
冬木直子:日向薫
坂井卓也:別所哲也
上原正三:仲村トオル
石川新一(市川森一):香川照之
金城哲夫佐野史郎
ソガ(阿知波信介):布川敏和
高野(宏一):田口トモロヲ
室竜次:梨本謙次郎
満田かずほ(一文字で「禾斉」):塩見三省
守衛:天本英世
三国:財津一郎
円谷英二鈴木清順
作:市川森一
演出:佐藤幹夫
音楽:宮川彬良
ちなみに本物のアンヌ隊員も一瞬出演している。
個性的な俳優そろいで見ごたえがあるが、(記憶によれば)個人的には満田監督役の塩見三省さんがよかった。今でも満田監督と聞くとこの人の顔が浮かんでしまう。満田監督は常に実相寺さんの影に隠れがちだが、彼の正統派のしっかりした演出があってこそ、実相寺さんの演出も生きるわけで、あだやおろそかにしてはいけないと思う。ちなみになぜこのドラマでは実相寺さんがいないのだろう。「ウルトラマンをつくった男たち」(1989 TBS)が、まるっきり実相寺さん中心だったから、バランスをとったのかなあ。んなわけ無いか。
ちなみに実相寺夫人が女優の原知佐子で、「悪魔が来りて笛を吹く」の信乃役の人とは知らなかった(汗)