「おんな北斎〜天才浮世絵師は、二人いた!」

先日、録画しておいたものを見る。
北斎にお栄という娘がいて、やはり絵を書いていたことは知っていても(葛飾応為)実際、彼女が書いた絵を見る機会は今まで無かったが、こんな、一目で天才性がわかるすごい作品を残していたとは知らなかった。
吉原格子先の図
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三曲合奏図
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残っている作品が極端に少ない理由として、「父の代筆をしていたらしい」「後世の画商が、北斎の方が売れるので、お栄の作品を「北斎作」という風に改ざんしたらしい」という点が上げられていた。

以前、ファニー・メンデルスゾーンクララ・シューマンについて書いたことがあるが、時代ゆえに、弟、夫、そして父の影に隠れざるを得なかった天才女性達・・・・(時代も30年差ぐらいで、近い)感慨深いものがある。

そういえば、田中裕子がお栄を演じた映画、見てなかったなあ。面白いのかなあ。