今思えば、私は常に、自分にとって新しい音楽、本、文化等々を、吸収せねば、という強迫観念があったのかもしれない。
これは、吸収しなければ自分は駄目になるのでは、という恐怖心の裏返しである。
しかし、最近(お千代さんや、lunatomoさんにはお分かりと思うが)すべては内に備わっている、自分に必要なものは、求めずとも自然に自分に巡ってくるのだ、という安心感がもてるようになった。
その結果、お気づきのとおり、ブログ上、音楽ネタ、読書ネタ、文化ネタ等、極端に少なくなってしまい、これでは「音楽雑感+」というブログのアイデンティティにかかわる大問題となり、正にブログ存続の危機である(笑)
それは冗談として、そうなると、以前より娘と遊ぶようになったりと(勿論以前も遊んではいたのだけれど)なかなか生活も改善されてくるようで、何でもっと早くこうならなかったのかな、とも思うが、そういう時期を乗り越えてこその「今」であるから、すべてはあるべくしてあったのだ、と思う。