ベートーヴェン 歌劇「フィデリオ」

バーンスタイン指揮 ウィーン国立歌劇場(1978)
御大ベートーヴェンの唯一のオペラは、オペラを聴き始めの頃は、テレビで1回見たぐらいで、その後特に、音源や映像を買おうという気になったことはなかった。
しかし近年、我が最愛のソプラノ二人、グンドゥラ・ヤノヴィッツルチア・ポップ、そして、ルネ・コロに、かのユングヴィルトという配役の映像が発売されていた。これは買うしかない!
ベートーヴェンの渾身の作ということで、音楽的には実にりっぱに隙無く作られているのだが、隙の無い分、オペラ的な愉悦さは、やはり欠けるところはあるのだろう。
でも、やはりフィナーレは涙ぐんでしまうなあ。
ようつべには、残念ながらフィナーレはなかった。