グリーグのヴァイオリン・ソナタ

グリーグ
ヴァイオリン・ソナタ第1番
ヴァイオリン・ソナタ第2番
ヴァイオリン・ソナタ第3番
イヴァン・ゼナティ(ヴァイオリン)
アントニン・クーベリック(ピアノ)(1995)
ヴァイオリン・ソナタというのは今まであまり縁が無いジャンルで、こういう機会でもないと聴かないのだが(あ、シベリウスは未聴のままだ(汗))
20代前半の第1と第2は、若々しさは触れるチャーミングな曲。第1の最終楽章にフーガっぽい部分があるのが、フーガ好きとしてはうれしい。
40代中盤の第3はさすがに円熟味が増しパッションに溢れている。グリーグはピアニストのせいなのか(ロマン派ではよくあるらしいが)ピアノの比重が高めで、絡みも含め聴き応え充分。