シベリウス 交響曲第7番
ベルクルンド指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2003)
なるべく気になるシベ6、シベ7は揃えたいと思って調べたら、ベルグルンドが、ヨーロッパ室内管弦楽団との全集の後に、ロンドン・フィルとのライブで、6番、7番を残している事を知った!
7番のカップリングは2番(2005)
さて、このシベ7は、ベルグルンドのシベ7の集大成と言える。
最初のボーマンス響盤がもっとも素直な演奏、ヘルシンキ盤は細部にこだわりすぎて全体の流れが悪く、最後のヨーロッパ室内管盤は、テンポを引きずり過ぎてもたれる演奏だったが、このロンドン・フィル盤は、透明感を保ったまま、ボーマンス響時代の素直な演奏に先祖がえりした感じで、ベルグルンドのシベ7の中では最も好ましい。
しかし、個人的には、テンポがアップする部分が速すぎる。
このシベ7のテンポ問題も、いつか書かねば。