忘れじの言の葉

愛読している漫画日記ブログでウォルピスカーター(寡聞にして知らなかった)の「忘れじの言の葉」という曲が紹介されていた。
最初は、これが男性の声?すごいなあ、と思っていたが、だんだん曲の方に興味が移った。この曲、一部にドリア調が使われている。ドリア調については以前書いたが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20070812/p2

上記ではイギリスの古民謡と書いたが、実はアイルランドの古民謡で、つまりはケルトなのだ。同じケルトでもスコットランドはヨナ抜きだから、違いがあるのも興味深い。
「言の葉」という言葉から一瞬アーシュラ・K・ル=グウィン関連かと思ったが(「言の葉の樹」という長編がある)実はウォルピスカーターはカバーで、オリジナルは未来古代楽団による「グリムノーツ」というゲームのテーマ曲であった。
たぶんその界隈では有名な曲なんだろう、ウォルピスカーター以外にもカバーされている。
こういう曲から感じられる郷愁っていうのは、やはり古代ケルトと古代日本になんらかの関連があったのでは、と感じさせられる。
こちらがウォルピスカーター版

 

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こちらがオリジナル

 

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