2009-10-12から1日間の記事一覧

おおざっぱな南部氏と根城、八戸城の歴史

鎌倉時代、幕府の命により南部光行(源義光の玄孫)が甲斐南部から八戸:糠部へ入る 南北朝時代、南部師行(南部光行の五代あと:陸奥守北畠顕家に従う)が八戸:根城を作る。その後北朝を支持した南部氏宗家は衰え、南朝を支持した南部氏が根城南部氏(八戸…

なぜ城が二つ

先日の地方紙の読者欄に「駅で観光客に「城はどこですか」と聞かれ「二つありますがどちらですか」と答えると「どうして二つあるのですか」と聞かれてちょっと困った」といった内容が投稿されていた。 要は、観光客の質問にも答えられるように、地元の事をも…

瑠璃の契り(2005)

北森鴻 「冬狐堂」シリーズの短編集である。 今回、宇佐美陶子は網膜剥離の恐れのある飛蚊症にかかる。前にも書いたがどれだけ陶子をいじめるのよ(笑) でも、そのおかげでミステリーの謎が解けたりするのだが。 今回のテーマは、和人形、洋画、瑠璃ガラス…

緋友禅(2003)

北森鴻 「冬狐堂」シリーズの短編集である。 「狐罠」の時「この世界に対する掘り下げ方が尋常ではない」と書いたが、短編集でも同じである。 陶器、埴輪、友禅、円空仏(これのみ中編) 唖然とするばかりである。 そしてそれに絡む切ない人間模様は、もうミ…

白浜〜大須賀海岸から。 くらげの残骸が散乱していた(笑)