Arbeit Macht Frei(1973)

AREA
イタリアのジャズロック、アレアの1st。とはいえ、例えば6曲中5曲がボーカル(それも民族音楽臭が強い、強力な)入りであることが英米のジャズロックと一線を画す。1曲目は(私には判別がつかないが)バルカン半島民族音楽的リフを持つ、PFMを思わせる早いパッセージの曲(そういえば、この1stのベーシストはPFMに引き抜かれる)それからは、どちらかと言えば、初期ウェザーっぽいジャズロックが展開し、決め所では早いパッセージのユニゾンで超絶テクを見せ付ける。(ここらへんがいかにもイタリアンプログレ)変拍子の荒々しいリフに、これまた荒々しくもジャージーなソロ楽器が絡む。このバンドはつまみ食いにしようかと思ってたが、うーんどうしようかなあ。でもやっぱりけっこう入手不可。