ハイドン:交響曲第94番「驚愕」(1950)

クナッパーツブッシュ指揮ベルリン・フィル・ハーモニー管弦楽団
クラシックを聴く人にとって、ハイドンというのはいったいどんな位置付けなのだろう。勿論ハイドンが好き!と言う人もいるだろうが、一般的には、名前は知っててもモーツァルトベートーヴェンの影に隠れている存在ではないだろうか。その例に漏れず、私も自分からハイドンを聞くと言うのもなかなか無いのであった。しかし、今回クナの全集にハイドンが入っているために聴く事になったのだが、聴いてみるとこれがまた思いのほか良いのである。いかにも正統派の古典主義的な曲調や構成が実に心地よい。そういえば、アナログ時代もそう思って、何枚か買ってたなあ、と思い出した次第。勿論クナなので、普通の演奏とは違うので、今後は古楽器演奏で、後期の有名どころは抑えておきたいものだ。