空飛ぶモンティ・パイソン第4シリーズ(1974)

第1回〜第6回
第4シリーズは「大全」にも書いてあったが、シュールさを通り越して実験色が強い。
第2回では、オープニングの直後にエンドロールが流れる。奇妙なデパートを舞台にしたコントがあり、最後に主人公である客が「こんなエンディングはいやだ」というと、このデパートでは「エンディング」も売っているらしく、店員がさまざまな「エンディング」を客に試させる。どれも気に入らないとなると「じゃあ、突然終わるなんてのはいかがでしょう」と言った瞬間に、番組自体が突然終わる。つまりは、そのために冒頭にエンドロールを流しておいたというわけ。
やはり、ジョン・クリーズがいないのは寂しい。というか、やはり締まりが無く感じてしまう。その代わりではないだろうが、なぜか当時のジョンの奥さんのコニー・ブースは顔を見せている。ニール・イネスも裏方で参加し、時折画面上でもで美声を聞かせてくれる。
さて、パイソンも終わったし、SNLはのんびり見よう。