ヴォットー指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1955)
アンドレア・シェニエ:マリオ・デル=モナコ
ジェラルド:アルド・プロッティ
マッダレーナ:マリア・カラス
せっかく映像を見持っているので(こちら)CDも1枚ぐらい欲しいな、と調べたら、カラスがあった!たんねんに廉価盤をさがして入手した。先日、奇しくもカラスとデル=モナコが共演したら収拾がつかなくなると書いたコンビである。よって勿論発掘音源系(笑)
しかし「アイーダ」はまだカラスが若い頃だったが、こちらは全盛期だから、この二大スターの共演は貴重な記録であろう。プロッティもゴッビばりの熱演だし、ヴォットーの指揮も間然するところがないし、観客の熱狂も凄まじい。
そしてフィナーレの二人の絡みは怒涛のようなすさまじい「声の奔流」である。音は悪いが一聴の価値あり。