2011-01-01から1年間の記事一覧

ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」

アバド指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1977) ピエロ・カップッチッリ:シモン・ボッカネグラ ミレッラ・フレーニ:マリア ホセ・カレーラス:ガブリエーレ ニコライ・ギャウロフ:フィエスコ ジョセ・ヴァン・ダム:パオロ ジョヴァンニ・フォイアーニ:ピ…

ヴェルディの「仮面舞踏会」と「ベルサイユのばら」

寡聞にして知らなかったが、実はこの二つは無関係ではないのであった。 「仮面舞踏会」は舞台をアメリカに移しているが、元々は、スウェーデンの専制君主グスタフ3世の暗殺事件をモチーフにしている。そしてこのグスタフ3世の寵臣がかのハンス・アクセル・フ…

ヴェルディ「トロヴァトーレ」

セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1962) アントニエッタ・ステッラ:レオノーラ フィオレンツァ・コッソット:アズチェーナ カルロ・ベルゴンツィ:マンリーコ エットーレ・バスティアニーニ:ルーナ伯爵 イヴォ・ヴィンコ:フェランド 他 ミラノ…

オルフ「世俗カンタータ:カルミナ・ブラーナ」

ヨッフム指揮 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 グンドゥラ・ヤノヴィッツ:ソプラノ ゲルハルト・シュトルツェ:テノール ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ:バリトン 「カルミナ・ブラーナ」と言えば「おお、運命の女神よ」は誰でも一度は耳にし…

ある大昔のソプラノの話

当時のオペラ界に衝撃を与えたR・シュトラウスの「サロメ」であったが、アメリカ初演(1907年)の際、サロメ役のオリーヴ・フレムスタードは、リアリティを出すために、ラストシーンで、盆にのせられたヨハネの生首の重さを事前に体に覚えさせるために、死…

ヴェルディ「マクベス」

アバド指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1976) シャーリー・ヴァーレット:マクベス夫人 ピエロ・カプッチッリ:マクベス プラシド・ドミンゴ:マクダフ ニコライ・ギャウロフ:バンクォー 他 ミラノ・スカラ座/ヴェルディ・ボックスである。 以前シュタイ…

デアゴスティーニ・オペラの「ニーベルングの指環」

デアゴスティーニ・オペラの「ニーベルングの指環」が完結した。なぜか一つおきに発売されていた。 続けて発売されたら、見ながら次を待ったかもしれないが、まとめてみたいので、結局全く見ていない(笑)ただし「ジークフリート」はLDで昔見た。 以前は…

ヴェルディ「リゴレット」

クーベリック指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1964) レナータ・スコット:ジルダ フィオレンツァ・コッソット:マッダレーナ カルロ・ベルゴンツィ:マントヴァ公 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ:リゴレット 他 ミラノ・スカラ座/ヴェルディ・…

ヴェルディ「椿姫」

ヴォットー指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1962) レナータ・スコット:ヴィオレッタ ジャンニ・ライモンディ:アルフレード エットーレ・バスティアニーニ:ジェルモン 他 ミラノ・スカラ座/ヴェルディ・ボックスである。 子供の頃、母がテレビで見ていた…

ヴェルディ「運命の力」

セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1954) マリア・カラス:レオノーラ カルロ・タリアブエ:ドン・カルロ リチャード・タッカー:アルヴァーロ ニコラ・ロッシ=レメーニ:グァルディアーノ神父 レナート・カペッキ:フラ・メリトーネ 他 さて、最初…

娘とギター

奥さんがケーブルテレビに入った「けいおん」の第1回を録画していたので、娘と一緒に見た。 「これはチャンスか?」と、そっと生ギターを持ってきたら「貸して貸して」と案の定はまってきた。 基本的なことをざっと教えたら、さすが私の娘だけあって、自分…

「切腹」(1962)

監督:小林正樹 仲代達矢、丹波哲郎、岩下志麻 他 今朝、情報番組にチャンネルを回したら、途中からだったが某歌舞伎俳優主演の新作映画の紹介をしていた。 なんとなく見ていたら、なんかあの映画に似てるな、と思ったら「切腹」という映画のリメイクだった…

ヴェルディ「運命の力」

サンティ指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団(1965) フランコ・コレッリ:ドン・アルヴァーロ ガブリエッラ・トゥッチ:レオノーラ エットレ・バスティアニーニ:ドン・カルロ ジョルジョ・トッツィ:グァルディアーノ神父 ジョーン・グリロ:プレツィオシ…

Ma・Ma・Doo!音源のCD化の動き2

先日お知らせした、Ma・Ma・Doo!音源のCD化(こちら)ですが、2ndステージということで、予約受付が始まりましたのでお知らせします http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?cd=WQCQ-277

エットーレ・バスティアニーニ

先日ちらっと触れたバリトンのバスティアニーニであるが(こちら)調べてみたら喉頭がんのために43歳で早世した人だった。 実は「運命の力」をもう1枚買う事にして既に注文中だが、それにバスティアニーニが参加していて、死の前々年の1965年の公演であった…

ヴェルディ「運命の力」

レヴァイン指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団(1984) レオンタイン・プライス:レオノーラ ジュゼッペ・ジャコミーニ:ドン・アルヴァーロ レオ・ヌッチ:ドン・カルロ ボナルド・ジャイオッティ:グァルディアーノ神父 イゾラ・ジョーンズ:プレツィオシ…

ヴェルディ「ドン・カルロ」イタリア語4幕版

シュタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1970) フランコ・コレッリ:ドン・カルロ ニコライ・ギャウロフ:フィリッポ2世 エーベルハルト・ヴェヒター:ロドリーゴ マルッティ・タルヴェラ:大審問官 グンドゥラ・ヤノヴィッツ:エリザベッタ …

「いとしのレイラ」の話

先日、お得意先に行く車の中でFMがかかっていたのだが、若い女性のDJが「エリック・クラプトンという人の「レイラ」という曲があるそうですが」と言っているのを聞いてタメイキが出た。もうとっくにそんな言われようをする時代になっていたのだ。 クラプ…

R・シュトラウス「サロメ」

画質は悪いが、かなりエロい「サロメ」の舞台(フランチェスカ・パタネー)を見つけてしまった。

ヴェルディ「ドン・カルロ」イタリア語 5幕版

サンティーニ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1961) フラヴィアーノ・ラボー:ドン・カルロ アントニエッタ・ステッラ:エリザベッタ フィオレンツァ・コッソット:エボリ公女 エットーレ・バスティアニーニ:ロドリーゴ ボリス・クリストフ:フィリッポ2…

ヘンリー8世とブラックモアズ・ナイト

(ちょっと前の話だが)普段は見ないのだが「世界・ふしぎ発見!」がヘンリー8世と6人の妻がテーマと言う事で見てみた。 ヘンリー8世が音楽家でもあった、ということで彼の曲がちらっと流れたが、聞き覚えのある方も入ると思う。 ブラックモアズ・ナイトの…

ミラノ・スカラ座/ヴェルディ・ボックスと「ドン・カルロ」イタリア語5幕版

以前「ドン・カルロ」を他の演奏で聴いてみたい、と書いたが(こちら)その時は、おおざっぱにイタリア語4幕版、仏語5幕版等と書いたのだけれど、実はヴェルディはこの長大なオペラをなんとか聴衆に浸透させたくて改訂を続け、現在では6種類の版が存在す…

ジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」

ヴォットー指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1955) アンドレア・シェニエ:マリオ・デル=モナコ ジェラルド:アルド・プロッティ マッダレーナ:マリア・カラス せっかく映像を見持っているので(こちら)CDも1枚ぐらい欲しいな、と調べたら、カラスがあ…

我らがジークフリート エルンスト・コツーブ

ショルティによる「ニーベルングの指環」全曲、世界初録音の際、名プロデューサーのジョン・カルショーは、ジークフリート役に盛りを過ぎたヴィントガッセンではなく、ヨーロッパ中を探し回って発見した「我らがジークフリート」と呼ぶ新人を起用しようとした…

レオンカヴァッロ「道化師」

セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1954) マリア・カラス ジュゼッペ・ディ=ステファノ ティト・ゴッビ ローランド・パネライ 他 若い妻に浮気をされて、舞台上で現実との区別がつかなくなり妻を殺す、旅回り一座の座長(道化師)の話。 先日「カヴ…

ロイス・マクスウェル

先日、ソフィア・ローレンの「アイーダ」について書いたが(こちら)アムネリス役のロイス・マクスウェルもなかなかの美形、というか、バタ臭くない分こっちのほうが好みだな。勿論女優さんでオペラ歌手では無い。

マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」

セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1953) マリア・カラス ジュゼッペ・ディ=ステファノ ローランド・パネライ 他 兵役中に、かつての恋人が別の男性と結婚したために、別の女性と恋仲になるが、やけぼっくいに火がついて、逢瀬を重ねるかつての恋人…

八戸市馬淵川河川敷

別ブログに写真をアップしました。昨日よりは引きました。 http://blogs.yahoo.co.jp/hakuasin/22490502.html

台風

写真はとれなかったが、以前載せた写真とおんなじ感じになってる(こちら) 明日、まだ溢れていたら写真を撮るかもしれない。

エリザベート・ゼーダーシュトレーム(1927)

スウェーデンのソプラノであるが、実は以前ブーレーズの、ドビュッシー「ペレアスとメリザンド」を聴いた時(こちら)に耳にしていたはずなのだが(汗)先日のクレスパンの元帥夫人の音源でオクタヴィアンを歌っているのを聴いて気になった。奇しくもクレス…