ヴェルディ「トロヴァトーレ」

セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1962)
アントニエッタ・ステッラ:レオノーラ
フィオレンツァ・コッソット:アズチェーナ
カルロ・ベルゴンツィ:マンリーコ
エットーレ・バスティアニーニ:ルーナ伯爵
イヴォ・ヴィンコ:フェランド

ミラノ・スカラ座/ヴェルディ・ボックスである。
巨匠セラフィン以下、正攻法のイタオペ布陣である。勿論お目当てはバスティアニーニであるが、ベルゴンツィは当然として、名バス、ヴィンコが素晴らしい。
以前1950年代のコッソットが若々しくて良い、と書いた事があったが、こちらもまだまだ若々しくてこういうアズチェーナも全然あり、だと思う。
ステッラも必要かつ充分で、これだけの布陣でセラフィンだから、これは当然名盤だろう。これとカラス盤があるから、もう他はいらないな。