Dancing On A cold Wind(1974)

舞姫
CARMEN
昨年末、1stとともに再発された2ndをやっと聴く。(参考1 参考2
いきなりファズ・ベースがぶりぶりいってるが、このバンドにこの音色はどうかと思うぞ、グラスコック!プログレに接近したといわれるが、確かに工夫が多い。しかしその分、実はフラメンコ・ロックとしてのネタ切れという問題が垣間見える気がする。それでも、アナログB面の組曲は聴き応えがある。組曲全体で物語が語られ、メンバーがそれぞれ役を担っている。で、我が(?)ジョン・グラスコックがなんと短いながらもリードボーカルをとっている曲があるのである!リード・ボーカリストしては若干弱いかもしれないが、充分うまいではないか。私の知る限りでは、彼の経歴上リード・ボーカルをとっているのはこれ1曲ではないか?
しかし、1stがどれだけインパクトがあったかを改めて思い知らされる。でも3rdも絶対出してほしい!!