ABBA LIVE(1986)

ABBA
大昔にレンタルでアバのライブやドキュメンタリーは見た記憶があるがほとんど覚えていない。ようつべ等で検索しても大概が口パク映像である。珍しく日本での「SOS」の生演奏が見られるが、レコーディングされたものと違って、歌い手が歌いやすいようにフレージングが微妙に変わっていたりする。やはりレコーディングではよほど作りこんでいたのだろう。そうなると、実際ライブでどうなんだろうと言う気がしてなんとなく購入。
ネット上でも評判がかんばしくなかったので、あまり期待していなかったが間違いだった。のりもいいし、ライブでこれだけやれれば必要かつ充分である。
特に1曲目の"Dancing Queen"はスタジオより若干速めのハードなのりで、これはこれで別の魅力がある。特筆すべきはベースで、かなり前面に出ているが、若干ブースターがかかったような伸びのある音の、粘っこい動きをするテクニシャンで、もともとこの曲はスタジオでもかなり細かく動くベースラインだったが、さらに遊びもあり私的にはかなりつぼだった。聞き終わった後、この曲だけもう一度聴いてしまったほどである。1977,1979,1981年のコンサートやTVショーの音源を、ひとつのコンサートのように編集してあり、どの曲がどの音源かのクレジットが無いし、ミュージシャンもクレジットはあるが担当楽器がクレジットされていない。しかし、独断でベースの音だけで判断すると、
1.Dancing Queen
5.Chiquitita
12.MONEY MONEY MONEY
13.Name of the Game/Eagl
14.On and on and On
が同一音源のような気がする。そして選曲からして1979年ではないか。
そういえば、ピン○レディーがぱくったインディアンの羽をつけた衣装の映像がなかなか見つからんな。
追加情報
1981年のディック・キャベットショーのラインナップは以下の可能性が高い(順序はわからない)
Summer night City
Gimme Gimme Gimme(ライブの音源か?)
Don't Fence Me In
Me & I Live
Knowing Me Knowing You
Super Trouper(ライブの音源か?)
On & On & On(ライブの音源か?)
Slipping Through My Fingers
よって、上記の独断は、私の聴き違いでダイアナ様の言うとおり
14.On and on and Onは1981年でしょう。他は1979か・・・?